人々の優しさが心に染み入ります

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15キロ先のアルベルゲは、800人収容可能のアルベルゲです。どんなに遅く着いてもベッドにありつけなかったという話は聞いたことがありません。私もそこまで歩くことにしました。緩やかとはいえ山道のため、バルどころかお店もありません。水や食料は携帯していて正解でした。途中に手作りのケーキやピザなどを販売している若いイタリア人のお兄さんがいましたので、そこで先ほど知り合ったイタリア人夫婦と一緒に休憩をとりました。

手作りのアップルパイが最高に美味しかったです!疲れたカラダに甘い物が染み入りますね。そこで15分ほど休みました。そして、「モンテドゴソのアルベルゲで会おうね」と言ってイタリア人夫婦は足早に去り、私はまたひとりで歩行開始。あとまだ10キロ以上もこんな道のりを歩くのか。午後も歩く巡礼者は少ないのでかえって集中できました。この調子でモンテドゴソまで約5キロ、私の足は限界に達していて、もうヨロヨロです。

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その時、後ろから歩いて来た若いスペイン人グループの女の子が、声をかけてきました。「そこに座って足を見せて!!」といって私を道ばたに座らせ、靴下を脱ぐようにとのこと。私は30キロ近く歩いた足を披露するため、恐る恐る靴下を脱ぎました。その瞬間、彼女は思わず目を覆いましたが、すぐに私の足に絆創膏を貼ってくれました。5枚で7ユーロくらいする絆創膏だったのに、惜しみなく差し出してくれて、さらにその友達もみんなして私をいたわって励ましてくれました。彼女たちに後日あらためてお礼を言いたかったので、メール交換をしました。